FXで稼ぎたいなら、通貨ペアの種類は意外と重要なポイントです。「ドル円さえあれば十分でしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、実はそうでもありません。
メジャー通貨だけでは見つけられないチャンスが、マイナー通貨には隠れています。でも、どの業者を選べばいいのか迷いますよね。通貨ペア数が多ければいいわけでもないし、スプレッドが広すぎたら意味がない。
今回は、通貨ペアの豊富さで業者を選ぶときのコツを、実際に使ってみた感想も交えながらお話しします。自分の取引スタイルに合った業者が見つかるはずです。
通貨ペアの種類で業者を選ぶ理由とは?
メジャー通貨だけでは物足りない現実
ドル円やユーロ円だけで取引していると、どうしても限界が見えてきます。相場が動かない時間帯が長いんですよね。特に日本時間の午後は、値動きが小さくて利益を狙いにくい。
メジャー通貨ペアは情報が多くて安心感がありますが、その分多くのトレーダーが同じような判断をします。つまり、大きな利益を狙うチャンスが少なくなってしまうんです。実際に取引していると「もう少し値動きの大きい通貨があればなあ」と感じる場面が多々あります。
そんなときに、選択肢が多い業者を使っていると本当に助かります。相場環境に合わせて通貨ペアを変えることで、常にチャンスを狙い続けることができるからです。
マイナー通貨で見つかる利益チャンス
マイナー通貨には、メジャー通貨にはない魅力があります。値動きが大きいので、短時間で利益を狙えるチャンスが多いんです。例えば、トルコリラや南アフリカランドは、政治情勢や経済指標で大きく動きます。
リスクは高いものの、うまくタイミングを掴めば大きな利益につながります。新興国通貨は情報収集が大変ですが、逆に言えば多くのトレーダーが手を出さない分野。ここに慣れておくと、相場全体が停滞している時期でも稼ぐチャンスを見つけられます。
もちろん、いきなり大きなロットで挑戦するのは危険です。まずは小さなロットで値動きの特徴を掴んでから、徐々に取引量を増やしていくのがおすすめです。
通貨ペア数で見るFX業者ランキング
100通貨ペア超えの業者トップ3
最も通貨ペアが豊富なのは、やはり大手の業者です。サクソバンク証券は約160通貨ペアと圧倒的な数を誇ります。北欧通貨や東欧通貨まで幅広く取り扱っているので、他では見つからない通貨ペアがきっと見つかるでしょう。
IG証券も約100通貨ペアを扱っており、CFD取引と合わせて利用すると投資の幅がかなり広がります。OANDA Japanは約70通貨ペアで、プロ向けの分析ツールが充実しているのが特徴です。
ただし、通貨ペア数が多い分、スプレッドが広めに設定されているケースもあります。取引コストとのバランスを考えて選ぶことが大切です。
50〜100通貨ペアの中堅業者
中堅どころでも、十分な通貨ペア数を提供している業者があります。ヒロセ通商は50通貨ペアと、通貨ペア数の多さと使いやすさのバランスが取れています。マイナー通貨も一通り揃っているので、メジャー通貨に慣れた後のステップアップにちょうどいいです。
外貨ex byGMOは24通貨ペア、LIGHT FXは29通貨ペアと、必要十分な選択肢を提供しています。このクラスの業者は、通貨ペア数とスプレッドのバランスが良好で、初心者から中級者まで幅広く使えるのが魅力です。
特にヒロセ通商は、食品プレゼントキャンペーンでも有名ですが、取引条件も実はかなり優秀。マイナー通貨のスプレッドも比較的狭く設定されています。
30通貨ペア未満でも使える業者
通貨ペア数は少なくても、質の高いサービスを提供している業者もあります。DMM FXは21通貨ペア、GMOクリック証券は20通貨ペア、楽天FXは28通貨ペアですが、どれもメジャー通貨ペアのスプレッドが非常に狭いのが特徴です。
これらの業者は、通貨ペア数よりも取引コストを重視する方には最適。特にGMOクリック証券は、ドル円のスプレッドが業界最狭水準を維持しており、スキャルピングトレーダーに人気です。
「まずはドル円から始めたい」という初心者には、むしろこちらの方がおすすめ。余計な選択肢がない分、集中して学習できます。
メジャー通貨ペアの取り扱い状況を比較
USD/JPYやEUR/USDは当然として
どの業者でも、基本的なメジャー通貨ペアは取り扱っています。USD/JPY、EUR/USD、GBP/USD、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYといった通貨ペアは、ほぼ全ての業者で取引可能です。
ここで差が出るのは、スプレッドや約定力の部分。スプレッドが0.1銭違うだけでも、年間で考えると大きな差になります。特にスキャルピングメインの方は、この差が収益に直結するので要注意です。
約定力も重要なポイントです。注文が思った価格で通らないと、せっかくのチャンスを逃してしまいます。経済指標発表時などの値動きが激しい場面で、どれくらい安定して約定するかは業者選びの重要な要素です。
意外と差が出るGBP系通貨ペア
イギリスポンド関連の通貨ペアは、業者によって取り扱い状況が異なります。GBP/AUD、GBP/NZD、GBP/CHF、GBP/CADといったクロス円以外のポンド系通貨ペアは、取り扱っていない業者も多いんです。
ポンドは値動きが大きいので、うまく使えば利益のチャンスが広がります。Brexit関連のニュースで大きく動くこともあり、ヨーロッパ時間に活発に取引する方には欠かせない通貨です。
ポンド系通貨ペアを狙いたい方は、事前に取り扱い通貨ペアをチェックしておきましょう。意外と見落としがちなポイントですが、いざ取引したいときに扱っていないと困ってしまいます。
新興国通貨を狙うなら選ぶべき業者
トルコリラ・南アフリカランドの取り扱い
高金利通貨として人気のトルコリラと南アフリカランドですが、取り扱い業者は限られています。トルコリラを扱う主な業者は、ヒロセ通商、LIGHT FX、みんなのFX、外貨ex byGMOなど。南アフリカランドは、GMOクリック証券、DMM FX、LIGHT FX、SBI FXトレードで取引できます。
これらの通貨は政治リスクが高いため、業者によっては急に取り扱いを停止することもあります。実際に過去にも、急激な下落で一時的に新規注文を停止した業者がありました。複数の業者で口座を開いておくと安心です。
スワップポイントも業者によって大きく違うので、長期保有を考えている方は特に比較が重要。毎日受け取る金利が、年間で見ると大きな差になります。
メキシコペソ・ブラジルレアルが使える業者
最近注目されているのが、メキシコペソやブラジルレアル。アメリカとの関係が深いため、米ドルの動きに連動しやすい特徴があります。メキシコペソはLIGHT FX、みんなのFX、ヒロセ通商、外貨ex byGMOで取引可能です。
ブラジルレアルはサクソバンク証券やIG証券で扱っています。南米通貨は情報が少ないですが、その分チャンスも大きい。ただし、流動性が低いため、大きなロットでの取引は避けた方が無難です。
特にメキシコペソは、NAFTA(現在のUSMCA)の影響を受けやすく、アメリカの貿易政策に敏感に反応します。情報収集をしっかり行えば、値動きを予測しやすい通貨とも言えます。
仮想通貨ペアまで扱う業者の特徴
ビットコイン/JPYが取引できる業者
最近は、FX業者でも仮想通貨ペアを扱うところが増えています。GMOコイン、DMM Bitcoin、SBI VCトレード、bitFlyerなどで、ビットコインやイーサリアムなどの主要仮想通貨をFX形式で取引できます。
レバレッジも効くので、少ない資金で大きな取引が可能。ただし、仮想通貨は値動きが非常に激しいです。一晩で20%以上動くこともあるので、リスク管理は特に重要になります。
従来のFXとは異なり、土日も取引できるのが仮想通貨の大きなメリット。平日忙しいサラリーマンでも、週末にじっくり取引できます。
アルトコインペアの充実度
ビットコイン以外のアルトコインも、業者選びの重要なポイント。イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュといった主要アルトコインペアが豊富な業者を選んでおくと、仮想通貨市場でもチャンスを逃しません。
仮想通貨は24時間365日取引できるので、平日忙しい方にもおすすめ。週末も相場が動いているため、サラリーマントレーダーには嬉しいポイントです。
ただし、アルトコインは流動性がビットコインより低いことが多く、スプレッドも広めに設定されています。取引前には必ずスプレッドを確認しましょう。
スプレッド重視で通貨ペアを選ぶコツ
通貨ペア数が多くてもスプレッドが広い罠
通貨ペア数の多さに惹かれて業者を選んだものの、実際に取引してみるとスプレッドが広すぎて利益が出ない。こんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
特に注意したいのが、マイナー通貨ペアのスプレッド。メジャー通貨ペアは狭くても、マイナー通貨になると急に広くなる業者があります。例えば、ドル円が0.2銭スプレッドでも、トルコリラ円が15銭ということも珍しくありません。
これでは、値動きの大きさを考慮してもコストが高すぎます。マイナー通貨を取引する際は、事前にスプレッドを必ず確認することが大切です。
マイナー通貨のスプレッド比較方法
マイナー通貨のスプレッドを比較するときは、固定スプレッドか変動スプレッドか、早朝・深夜のスプレッド拡大状況、経済指標発表時のスプレッド変化、最大スプレッドの上限設定などをチェックしましょう。
多くの業者で、「原則固定」となっていても、実際には頻繁にスプレッドが拡大します。デモ口座で実際の取引時間帯にチェックしてみることをおすすめします。特に、自分が取引する予定の時間帯でのスプレッドを確認することが重要です。
また、同じ通貨ペアでも、業者によって2倍以上の差があることも珍しくありません。面倒でも、複数の業者で比較することが大切です。
自分の取引戦略に合う通貨ペアの見つけ方
スキャルピング向きの通貨ペア選び
短時間で細かく利益を積み重ねるスキャルピングには、特定の条件を満たす通貨ペアが適しています。スプレッドが狭く、流動性が高く、値動きが適度にあり、約定率が高い通貨ペアを選ぶ必要があります。
この条件を満たすのは、やはりメジャー通貨ペアです。ドル円、ユーロ円、ポンド円あたりが定番。特にドル円は、スプレッドが最も狭く設定されていることが多く、スキャルピング初心者にはおすすめです。
ただし、ポンド円は値動きが大きすぎて、スキャルピングには難しい場面もあります。まずはドル円から始めて、慣れてきたら他の通貨ペアにチャレンジするのがおすすめです。
スワップ狙いの通貨ペア戦略
長期保有でスワップポイントを狙う場合は、金利差の大きい通貨ペアを選びます。トルコリラ円、南アフリカランド円、メキシコペソ円、豪ドル円などは、日本円との金利差が大きいため、買いポジションを持っているとスワップポイントがもらえます。
これらの通貨ペアは、政策金利の変更や政治情勢によってスワップポイントが変動します。また、通貨価値の下落リスクも高いため、スワップ以上の損失が出る可能性もあります。
スワップ狙いの取引は、資金管理を徹底して、無理のない範囲で行うことが重要です。全資金を一つの通貨ペアに集中させるのではなく、分散投資を心がけましょう。
通貨ペアが豊富な業者を使う時の注意点
情報収集が追いつかないリスク
通貨ペアが多すぎると、すべての通貨について情報を追いかけるのが困難になります。「あの通貨が動いているのに気づかなかった」なんてことも起こりがち。欲張ってあれもこれも手を出すと、結局どれも中途半端になってしまいます。
まずは3〜5つの通貨ペアに絞って、しっかりと分析することをおすすめします。慣れてきたら、少しずつ対象を広げていけばいいんです。それぞれの通貨の特徴や値動きのクセを把握することが、長期的な成功につながります。
情報源も整理しておきましょう。経済ニュース、各国の経済指標、中央銀行の動向など、効率よく情報を収集できる体制を作ることが大切です。
手数料やスワップポイントの確認が必要
通貨ペアが多い業者では、それぞれの取引条件が複雑になりがちです。各通貨ペアのスプレッド、スワップポイントの設定、取引手数料の有無、最小取引単位、証拠金率など、確認すべきポイントがたくさんあります。
特に、マイナー通貨は証拠金率が高く設定されていることが多いです。同じロット数でも、必要な証拠金が大きく異なる場合があります。資金管理の観点から、事前に確認しておくことが重要です。
スワップポイントも、買いと売りで大きな差があることがあります。長期保有を考えている場合は、事前にしっかりと確認しておきましょう。思わぬコストが発生することもあります。
実際に使ってわかった業者別の使い勝手
取引ツールでの通貨ペア表示のしやすさ
通貨ペア数が多い業者では、取引ツールの使いやすさが重要になります。通貨ペアの検索機能があり、お気に入り登録ができて、分類別に表示でき、レート一覧が見やすいツールが理想的です。
サクソバンク証券のSaxoTraderGOは、通貨ペア数が多いにも関わらず、検索機能が充実していて使いやすいです。カテゴリ別に整理されているので、目的の通貨ペアがすぐに見つかります。プロ向けの高機能ツールでありながら、直感的に操作できるのが魅力です。
一方、通貨ペア数が多すぎて、スクロールが大変な業者もあります。デモ口座で実際に操作してみて、自分にとって使いやすいかどうか確認することをおすすめします。
注文時の通貨ペア選択の操作性
注文を出すときの通貨ペア選択も、意外と重要なポイント。急いで注文を出したい場面で、通貨ペアの選択に手間取ってしまうと、チャンスを逃してしまいます。ワンクリックで通貨ペアを切り替えられるツールが理想的です。
また、似たような名前の通貨ペアが多いため、間違えて注文してしまうリスクもあります。USD/JPYとJPY/USDを間違えるなんてことは起こりませんが、マイナー通貨では注意が必要です。特に、疲れているときや急いでいるときは、間違いが起こりやすくなります。
慣れるまでは、デモ口座で練習しておくことをおすすめします。実際のお金を使う前に、操作に慣れておけば安心です。
まとめ
通貨ペアの種類が豊富な業者を選ぶことで、確実に取引の幅が広がります。メジャー通貨だけでは見つけられないチャンスを、マイナー通貨で掴むことができるからです。相場環境に合わせて最適な通貨ペアを選択できれば、常に利益のチャンスを狙い続けることができます。
ただし、通貨ペア数だけで業者を選ぶのは危険。スプレッドの広さや取引ツールの使いやすさも含めて、総合的に判断することが大切です。どれだけ多くの通貨ペアがあっても、取引コストが高すぎたり、ツールが使いにくかったりしては意味がありません。
まずは自分の取引スタイルを明確にして、それに合った業者を選びましょう。スキャルピング重視ならスプレッドの狭さを、スワップ狙いなら高金利通貨の取り扱いを重視してください。複数の業者で口座を開いて、使い分けるのも一つの方法です。
最後に、どれだけ通貨ペアが豊富でも、リスク管理を怠ってはいけません。慣れない通貨ペアを取引するときは、特に慎重に資金管理を行ってください。少額から始めて、徐々に慣れていくことが長期的な成功の秘訣です。

